小栗旬主演「二つの祖国」ヒロインに多部未華子、小栗の妻役に仲里依紗

スポーツ報知
「二つの祖国」出演が決まった(左から)多部未華子、仲里依紗、池田エライザ、橋本マナミ(C)テレビ東京

 テレビ東京が3月30、31日に放送する、小栗旬(36)主演の開局55周年特別企画スペシャルドラマ「二つの祖国」(後9時)に、女優の多部未華子(30)、仲里依紗(29)らが共演することが分かった。

 作家・山崎豊子氏の同名ベストセラー小説を民放で初めて映像化。戦前、戦後と2つの祖国に挟まれ、どう生きるかを模索する男たちが描かれ、小栗はロサンゼルスの新聞社に勤める日系2世の記者・天羽賢治を、賢治の学生時代の友人で同じく日系2世のチャーリー田宮をムロツヨシ(43)が演じる。

 今回出演が決まった多部は、賢治(小栗)の同僚・井本梛子を演じる。物語では賢治とチャーリー(ムロ)の友情と愛情のはざまで悩み続け、戦争の最大の被害者として最愛の人との別れを余儀なくされる。賢治の妻で梛子(多部)の友人・天羽エミー演じるのは仲。初共演での夫婦役に「まさか夫婦役を演じるなんて思っていなかったです」と驚きを口にした。

 さらに、梛子の妹・井本広子に女優でモデルの池田エライザ(22)、チャーリーの妹にタレントの橋本マナミ(34)が決まった。

 多部は「監督は『これは青春の物語だ』ということをよくおっしゃっています。正直、悲しい物語だと思う部分もありましたが、その中でそれぞれの人生を生きる主人公たちの『若者の青春』の部分を大事に見てほしいです」とコメント。妹を演じる池田は、多部について「現場の空気を作ってくださる、りんとした方です。本当の妹のように甘えてしまいました。たまに見せてくださる柔らかさに心を射抜かれていました」と印象を語った。

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