木村拓哉、現場に掃除機持参 「マスカレード・ホテル」撮影秘話

スポーツ報知
木村拓哉

 俳優の木村拓哉(46)が24日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜・7時)に出演。主演を務める映画「マスカレード・ホテル」の鈴木雅之監督(60)と共演の女優・長澤まさみ(31)とともにトークを展開した。

 鈴木監督と木村は同局ドラマ「ロングバケーション」(1996年)からの20年以上の付き合いで、連続ドラマ2シーズン、2度の映画化もされた代表作「HERO」(2001年)でもタッグを組んだ。

 鈴木監督が「(初回オンエア後、木村が)『なんかさ、おもしれーとか思っちゃったよ!』って言ったんです。『おもしろい』って言えばいいじゃん。なんかそのセリフをすごい覚えてる」と明かすと、木村は「サイテーなやつですね。相当照れくさかったんでしょうね」と苦笑いを浮かべた。

 休みの日の過ごし方について「まずはサーフィンの情報を見ますよね。体動かしていることのほうが好きなので…(柔術も)タイミングが合えばやるし、ジムに行ったりとかはしてますね」と基本的に体を動かして過ごすという木村。

 鈴木監督から「衰えは感じるか?」と聞かれると、「衰えよりは、最近、全然動かしてねえなって。ジムみたいな、ワークアウトではなくて、リズムに乗ったりとか、クルクル回ったりとかはしてねえなって、いうのは非常に思いますね」と2016年のSMAP解散以降、長らくダンスをしていないことについて語った。

 撮影現場では若いスタッフとも積極的にコミュニケーションを取り仲が良いという木村。さらに掃除が好きで現場にも掃除機を持ってきて掃除をしていたこともあったという。

 長澤はそんな木村の意外な一面に驚いたというが、木村は「気づいた人がやればいいんですよ」とあっさり。

 さらに、撮影現場ではセリフを覚えてくるため一切台本を持たないという木村は「テキトーにやる人、嫌いなんですよ」とキッパリ。「大先輩はそういう人ばっかり。(明石家)さんまさんもそうだし。本当に全力だし、それをアピールすることも一切ないし、ただただご本人が全力で、その現場でパフォーマンスしているのを僕ははたから見て『うわーっ』て思っている」と明かした。「僕が現場にいる条件はどの部分も、どのセクションも誰一人として90%の人がいちゃいけないと思う。体調が悪くなっちゃったりすること自体が100%じゃなくなっちゃう。だから、僕は風邪をひくということは大罪だと思う。それは自分にもそうなんですけど…」と仕事に対するストイックな思いを語った。

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