美勇士、乃羅氏に「同じことをしたら『喝』だぞ」DNA鑑定で「自称・息子」と血縁関係を否定

26日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜・後1時45分)で、2012年に亡くなった歌手・桑名正博さん(享年59)の長男でミュージシャンの美勇士(37)と、「自称・桑名さんの息子」桑名乃羅(のら)氏(42)を特集。
乃羅氏は昨春、全国一周の旅に出て以降、各地で出会った人に飲食代や旅費などを援助してもらったなどのトラブルの報告が多発。昨年12月26日の同番組で2人が初対面すると、DNA鑑定をして血縁関係の有無を明らかにすることで合意、その場でDNAを採取した。
美勇士は25日にツイッターで「みなさんお待たせしました、ついにDNA鑑定結果が出ました。結果は…95%兄弟ではない!という結果でした」と血縁関係を否定した。
この日、2人は同番組のVTRでインタビュー出演した。
乃羅氏は「逆にすっきりしたかなって部分は大きい。誰を恨むわけでもないし。ショックはでかいですけどね。動揺はしまてます。頭の中が真っ白」と心境を明かした。「乃羅」の名前については「使わないです」とし、今後について「しばらくは旅に出る気もないし、これからは静かに暮らします。彼にも迷惑をかけてしまった」と話した。
美勇士は「想定内ではありましたけど、スッキリはしてます。90(%)以上であれば、医学的にも75、80以上であればおそらく兄弟ではないという話だった。95といことで、ほぼほぼ100に近い数字だと思う」と晴れやかな表情。乃羅氏については「同じようなことが起きてしまったら、乃羅くん『喝』だぞっていうことだと思う」とコメント。一方で、「一番切ないのはお母さんに言って育てられて信じてこられたわけで。お母さんは亡くなられてるわけですから。お母さんとの信頼と思い出が壊れてしまったっていうことは、ちょっと寂しいと思う」と思いやっていた。
昨年の同番組で、DNA鑑定は基本的には親子でやるが、今回は兄弟ということで、確率は100%にも0%にもならないという。また偶然が重ならない限り85%以上なら肯定、30%以下なら否定できる結果が出るという。加えて兄弟間での調査の精度は8割程度だということも告げられていた。