三浦雄一郎さん、南米大陸最高峰登頂断念の舞台裏初公開

冒険家の三浦雄一郎さん(86)と二男の三浦豪太(48)さんが、27日にフジテレビ系で放送される「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(水曜・後10時)に出演。先月、南米大陸最高峰のアコンカグア登頂に挑戦した様子を、貴重映像とともに全容を語ることになった。
豪太さんをはじめ、全員がエベレスト登頂経験者というドリームチームを結成。成功率は約30%といわれるアコンカグア登頂に挑んだ三浦さん。途中まで順調に登り進めるも、残り900メートル、標高6000メートル地点までたどり着いたところで無念のドクターストップ、断念した。
夢の実現に手が届きかけていたそのとき、三浦さんの体に何が起きていたのか。ドクターストップが出たことを伝えたのは、豪太さんだったという。チームの副隊長でもあった豪太さんはその瞬間、息子として父に「山の上にはお父さんの行きたい気持ちだけが行っちゃって、体だけが僕たちに残されてしまったら、多分僕はずっと自分を許せないと思う」と必死の説得。三浦さんは、自ら下山を決意する一方で、豪太さんには「このまま挑戦を続けてほしい」と伝えたという。
その後、父を安全な標高まで送り届けた豪太さんは、父から託された装備品を身に着けて再び山頂を目指して歩き始め、見事登頂に成功。今回初公開された、テント内での父子のやり取りを見たMCの梅沢富美男(68)は「泣けましたね。いやー、みんな泣いていましたもん。息子さんのあの一言が胸にジーンときたな」とつぶやいた。
自身も登山経験があるゲストの北村匠海(21)は「親子の愛を感じたし、隊長と副隊長という関係も見え、人生の教訓みたいなものをすごく見せてもらった」としみじみ語った。
番組では、三浦さんも以前「週に4~5回は食べている」と語っていた「イワシ缶」を食べ続けると健康面にどれくらい変化が現れるのかを検証。和田アキ子のものまねで話題のMr.シャチホコ(25)の妻・みはるが、イワシ缶を使った朝食を1週間食べ続ける、「朝イワシ缶生活」実践。やや肥満体形で、今後体脂肪率が上がって行くと心臓病や動脈硬化、糖尿病などの重い病気になる可能性アリと診断されていたみはるの体にどのような変化が現れたのか、明かされる。