ウルフルズ、氣志團と初“競演”で「ガッツだぜ!」を披露

スポーツ報知
対バンを行った(前列左から)ウルフルズのジョンB、トータス松本、サンコンJr(後同から)氣志團の早乙女光、白鳥松竹梅、星グランマニエ、西園寺瞳、綾小路翔

 ロックバンド・ウルフルズが26日、東京・Zepp Tokyoで「ウルフルズ ツアー2019 ~対バンさんいらっしゃい!~」を行い、対バンした氣志團とウルフルズの代表曲「ガッツだぜ!」を披露した。

 一夜限りのコラボで“事件”が起きた。ウルフルズの楽曲「事件だッ!」(2001年)のミュージックビデオにメジャーデビュー(MV)前の氣志團が出演していたことがきっかけで実現したもの。2組が同じステージで“競演”するのは今回が初めてとなる。

 トップバッターは氣志團。メインボーカルの綾小路翔(39)は「切ない。お前たちの瞳にはウルフルズしか映っていない」とぼやき、会場の笑いを誘った。MVの撮影当時「ウルフルズに会えると思っていた」が、残念ながら共演はなかった。18年越しに夢をかなえ、セットリストを急きょ変更。ウルフルズの「暴れだす」(05年)と、氣志團の代表曲「One Night Carnival」をウルフルズの名曲「バンザイ ~好きでよかった~」風にアレンジしたものを披露し「新元号になるから、この方向性でいこう」と含み笑いを浮かべた。

 後輩の粋なサプライズを受け、ウルフルズのトータス松本(52)は一曲目歌唱後、「うわ~力が入る。氣志團ちくしょう」といつにも増して熱がこもった様子。「俺たちが出る前に俺たちの曲を歌っちゃった。でも、ジーンとくるね」と感激していた。

 アンコールは2組で「ガッツだぜ!」を熱唱。一夜限りのコラボに2700人の観客は酔いしれた。

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