堀ちえみ、手術後初めて「声が出た!」と報告「リハビリ次第で、どれだけ話せるようになるか」

スポーツ報知
堀ちえみ

 舌がん闘病中で、22日に11時間にわたる手術を受けたタレントの堀ちえみ(52)が28日、自身のブログを更新。手術後初めて「声を出す事が出来ました!」と報告した。

 堀は「声が出た!」のタイトルで記事をアップ。「子供たちも仕事や学校の合間を縫って、順番にお見舞いに来てくれています。日が経つにつれ、目に見えて元気になっていく私を見て、安心しているようです。下の二人の子供たちは毎日家事を、頑張ってくれているそうです。息子楓季は大学の入学式を控え、娘彩月は期末の試験があり、それぞれ忙しい時期ですが、兄妹で支え合って、私の代わりを務めてくれているとの事です」と家族の様子を明かし、「お見舞いに来てくれた時に、『大人になったなぁ』と実感しました。特に兄の楓季は、とても逞しくなりました。愛犬みき・ちかにも、会いたいなぁ。子供たちとは会えるけど、わんちゃんは面会できないのでね…こればかりは、私が元気にならないと、どうしようもないですよね(笑)」と思いをつづった。

 そして「昨日手術後初めて、声を出す事が出来ました!」と報告。「首のリンパの腫瘍を、取り除く手術をした際に、同時に喉を切開して、そこで呼吸をしている状態でした。昨日までは空気を、鼻から出す事が出来ず、切開した喉の方へ。そうした事から、声を失った状態でした」というが、「それを昨日の午前中、声が出るように施して頂きました。もちろん話す事はまだ出来ませんが、実際に自分の声を聞いて、とても安心しましたし、何よりも嬉しかったです」と喜びをつづった。

 医師からは「とにかく喋って下さい」「独り言でもいいのでなるべく喋ってください」と言われたそうで、「リハビリ次第で、どれだけ話せるようになるか、というスタートラインに、何とか立つ事ができたのだなぁ、と感慨深い気持ちで一杯です」と堀。「『あーっ』と声を出してみて、久々に聞いた自分の声。その声が耳に残って消えません」と感激を記し、「そのうちに声を出す事なんて、当たり前のような日が来るのでしょうが、この感動を忘れず、感謝の気持ちを持って、生きていきたいと思います」と決意を示した。

 また「身体の方も、たくさんの管が一本ずつ外れていき、それと同時に少しずつ楽になってきています」と順調に回復していることを明かし、「皆様にとって、素晴らしい一日でありますように」と呼びかけていた。

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