小谷真生子キャスターの「日経プラス10」降板は「ご自身の次に進みたいという希望」とテレ東社長

スポーツ報知
小谷真生子キャスター

 テレビ東京の定例社長会見が28日、東京・六本木の同局で行われた。

 BSテレ東の経済報道番組「日経プラス10」キャスターを2014年4月から務めてきた小谷真生子氏(53)が3月末で降板。後任に榎戸教子氏(41)が抜てきされることが席上、発表された。

 榎戸氏はこれまでBSテレ東の「日経マーケットアイ」「日経朝とく」「日経モーニングプラス」のキャスターのほか、テレ東、日経CNBCでマーケットキャスターなどを歴任してきた。

 「不安もありますが、とてもやりがいのある大きなお仕事なので、ワクワクしています。自分でも取材をして、数字だけではわかりにくい経済の現場を伝えられる、フットワークの軽いキャスターになれれば、と思います」とコメントを寄せた。

 小孫茂社長(67)は「ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)時代から21年間に渡って“テレ東、BSテレ東の夜の顔”とも言えた小谷キャスターの降板について、「21年間、テレビ東京のキャスターとして、本当に全力を注いで下さった小谷さんがご自分の次のステップに進みたいというご希望の元、次に進むという意味で『日経プラス10』のメインキャスターを卒業されるということです」と話した。

 BSテレ東の石川一郎社長は「WBSで16年。『日経プラス10』で5年間、キャスターを務めていただきました。今回、ご自身のビジネス、アメリカに拠点を置かれ、ビジネスに力を入れたいということです。小谷さんに21年間やっていただいて『プラス10』は小谷さんの存在で看板番組にしていただけたと感謝の気持ちでいっぱいです。残念ですが、小谷さんのたっての希望です。でも、今後も小谷さんには特番などでご協力いただいて、小谷さんの人脈などを参考させていただきたいと思います」と話した。

 最後に小孫社長は「小谷さんはテレ東の報道番組全体を牽引していただいた方。『経済番組のテレ東』を成長させてくれた大恩人です」と感謝の言葉を述べた。

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