蒼井優、読売演劇大賞最優秀女優賞 最優秀男優賞は“3度目の正直”岡本健一

スポーツ報知
蒼井優

 第26回読売演劇大賞の贈賞式が28日、都内で行われ、俳優の岡本健一(49)、女優の蒼井優(33)らが出席した。

 岡本は「岸 リトラル」などで最優秀男優賞を、蒼井は「アンチゴーヌ」などで最優秀女優賞を受賞。映像でも活躍している2人だが、今年度の主演舞台での演技が高く評価された。

 岡本の初舞台は19歳のときに出演した蜷川幸雄演出「唐版 滝の白糸」。当時を振り返り「稽古場に行くと、ちょっと普通でない頭が“?”な人が集まっていて驚いた。でもその自由さに触発され、そんな舞台人になりたくて30年たつ。これまで70本の芝居出てきて、その1本1本に賞をもらいたいくらい」と語り、さらなる飛躍を誓った。過去に2度優秀男優賞を受賞。“3度目の正直”での最優秀賞となった。

 蒼井は第17回に続いて2度目の同賞。プレゼンターを務めた女優の宮沢りえ(45)からブロンズ像を受け取ると「やっと宮沢さんの(女優としての)背中が見えたよう」と充実の表情を見せた。

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