「おっさんずラブ」が「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」年間作品賞 

スポーツ報知
「おっさんずラブ」

 第3回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞2018」が発表され、作品賞に俳優・田中圭(34)主演テレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」が選ばれた。

 同ドラマは、16年12月に単発ドラマで放送され、18年4月から、同局系の「土曜ナイトドラマ」枠で連続ドラマ化。田中演じるモテない33歳の春田創一が、吉田鋼太郎(60)演じる上司の黒澤武蔵と林遣都(28)演じる後輩の牧凌太に告白され、三角関係に陥る様子を描いた物語になっている。ユーモアを交え、ピュアな恋心を持つ男たちの恋模様を追った作品は、SNSなどで評判となり社会現象になった。

 第2弾ドラマが2019年度中に放送されることが決定し、今夏には映画化も予定されている。

 貴島彩理プロデューサーは「キャストのみなさんが丹念にキャラクターを作り上げてくださったこと、そのキャラクターをドラマが終わった後も多くの視聴者が愛し続けてくださったこと、そして、今もどこかで登場人物たちが生き続けている…と思える世界観を作りあげてくれたチームのメンバー全員に、心から感謝しています。ただただピュアな王道恋愛ドラマを作りたい一心でスタートしましたが、制作発表当時は信じてもらえず『ギャグを言っている』と思われていた。でも、そんななかでもブレずに一緒に進んでくれた仲間がいたから、『おっさんずラブ』の今があると思います。

本当にありがとうございました」と喜びを語った。

 ◆「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」

 週刊エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」(株式会社「oricon ME」発行)が、視聴者のドラマ満足度を調査した「オリコンドラマバリュー」の結果と有識者の意見をもとに、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。2015年7月よりスタート。

 ◆「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞2018」

 2018年1月期から10月期までのクールごとの「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」受賞作品および受賞者と、2018年に放送終了したNHK大河ドラマとその出演者を対象に、ドラマに関連する有識者およびマスコミのドラマ・テレビ担当者による審査員意見をもとに作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、新人賞の計7部門が決められる。

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