キンプリ岩橋玄樹、パニック障害の治療に専念…新曲発売延期

スポーツ報知
King&Prince

 パニック障害の治療を経て一部活動を再開していた6人組「King&Prince」の岩橋玄樹(22)が、再び治療に専念することが28日、所属のジャニーズ事務所から発表された。2月17日に3rdシングル「君を待ってる」からの復帰が発表されたばかりだった。同曲は当初、3月20日発売の予定だったが、岩橋を除く5人でレコーディングし直すため、4月3日発売に延期となった。

 復帰発表から、わずか10日余りだった。事務所は書面で「一部活動再開を発表した後に、再度不安定な状況に陥ったことから、医師より入院加療が適切であるとの診断を受け、活動再開を見送らざるを得なくなりました」と近況を説明した。2月下旬から入院しているという。

 主に「予期不安」による動悸(どうき)などの発作が出るパニック障害は、克服するまで長ければ数年を要することもある。岩橋の場合、幼少期から悩まされ、症状が悪化した、昨年11月初旬から活動休止。そこから3か月での一部活動再開は「本人の希望をかなえていくことが、治療を段階的に進めていく上で重要」という医師の判断もあり、早期復帰を望む本人の意思を尊重したものだった。

取り戻そうと 新曲レコーディングは1月下旬から参加。そこから約3週間、慎重に経過を見守りながら「一部活動再開」の発表に踏み切った。その際、岩橋は「徐々に現場に戻っていく中で、改めて仕事ができる喜びを感じています。今は焦るときではないと一日一日を大切に過ごしています」と今後への思いをつづった。だが、休んだ分を取り戻そうとする強い思いが結果的に「焦り」につながるジレンマに陥った形だ。

 新曲とともに、グループは当面、5人体制で活動していく。岩橋は一部再開時に「5人でKing&Princeを守り続けているメンバーの思いに応えるためにも、僕は必ずパニック障害を克服してもどってきます」と誓った。復帰は岩橋自身が一番望むところ。休止が長期に及ばないためにも、今は治療に専念するしかない。

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