日本アカデミー賞最優秀助演男優賞に松坂桃李が選出「財産のような作品」

スポーツ報知
最優秀助演男優賞受賞の松坂桃李

 俳優の松坂桃李(30)が1日、第42回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞に選出された。

 映画「孤狼の血」(白石和彌監督)で破天荒な大上刑事(役所広司)の後輩として暴力団の抗争阻止に奮闘するエリート刑事を熱演した。壇上に登った松坂は「何を言えばいいのか。財産のような作品になりました」とあふれる喜びをかみしめた。「(『孤狼の血』は)白石さん作品の2作目。白石監督の『凶悪』(2013年)を見た時に、白石監督の作品に出たいと言っていた」と思い出も明かした。

 実際に白石監督と仕事した際には「最初がとんでもないゲスな役で、何度も自分でいいのかお尋ねした。全くやったことのない毛色の役をやって刺激になりました」。自身を成長させてくれた監督に感謝した。

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