安藤サクラ、2度目の最優秀主演女優賞に涙「撮影も子育ても24時間全力」日本アカデミー賞

スポーツ報知
最優秀主演女優賞受賞の安藤サクラ

 日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞は安藤サクラ(33)が選ばれた。「万引き家族」(是枝裕和監督)で第39回以来3年ぶり、2度目の栄冠となった。

 深々と2度、頭を下げた安藤は最初から涙目。2017年3月に女児を出産。今作はその後に撮ったものだが、「撮影現場も24時間、子育ても24時間。どちらも全力でなければならない。でもどうやってそのバランスを取ったらいいのか分からない思いをずっと抱えていた」と明かした。

 そして「でもこの授賞式に参加していて、映画は新しい活力を与えてくれる場所なのだと改めて感じた」といい、「あいまいな気持ちでいるのは嫌。自分の中できっちり答えを出し、映画に携わる気持ちを整え、撮影現場に戻ってきたい」。主演するNHK連ドラ「まんぷく」の長丁場の収録を終えたばかり。卓越した演技力に磨きをかけ、映画の仕事に再び意欲を見せていた。

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