さや香が上方漫才コンテストV コンビ結成5年目

スポーツ報知
トロフィーを手に喜ぶ「さや香」の新山士彦(左)と石井誠一

 芸歴10年未満の若手お笑い芸人が頂点を争う「第49回NHK上方漫才コンテスト」の本選が1日、大阪・中央区のNHK大阪ホールで開かれ、2014年結成のお笑いコンビ「さや香」が優勝した。

 予選から選ばれたラニーノーズ、からし蓮根、さや香、たくろう、ジュリエッタ、ネイビーズアフロ、丸亀じゃんご、インディアンスの8組が出場。4組ずつのA、Bブロックに分かれ、4分間のネタ時間で戦った。Aブロック1回戦は、からし蓮根、さや香、たくろうによる決戦投票の末にさや香が勝ち上がり、究極の選択をするネタでBブロック1位となった丸亀じゃんごとの決勝戦を制した。

 さや香はコンビ結成5年目。ボケ担当の新山士彦(27)は「去年1年は結果が出なかったので、きょうも正直優勝できると思わなかった」と控えめ。ツッコミの石井誠一(30)は「正直うれしい。みんなおもしろかったので運もあったなと思います」と話した。

 石井は虫歯の治療中で歯が3本ない状態。テレビでタレント・デヴィ夫人(79)と共演した際、あいさつした瞬間に「あなた、歯がないわね」と指摘されたといい、「プラスチックの歯を入れようと思っていたんですが、優勝もしたしインプラントにします」と、総額約120万円の出費を覚悟した。

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