サンドウィッチマン・伊達、祖父は東大卒の銀行幹部、曽祖父は裁判官…名門ゆえの苦悩明かす

スポーツ報知
「M―1グランプリ2007」決勝で優勝したときの「サンドウィッチマン」

 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(44)が、1日放送のTBS系「中居正広のキンスマ」(金曜・後8時)に相方の富澤たけし(44)とともに出演。先祖が名門だったために苦悩したことを打ち明けた。

 伊達の家系をさかのぼると戦国武将の伊達政宗にも突き当たるほか、祖父は東大卒の銀行副理事長、曽祖父は裁判官で、父親も手堅い会社員だったことなどから、お笑い芸人になることには大反対されたという。

 仙台商のラグビー部で2人は出会い、高卒後に富澤はフリーアルバイターをしながら芸人を目指したが、伊達は地元の介護用品販売会社に就職し、営業マンとして高い評価を得ていた。富澤から「俺とお笑いをやらないか」と口説かれるのを断り続けたが、就職から4年後に祖父の死をきっかけに芸人になる決意をしたという。

 しかし、父の政亮さんは猛反対。伊達が「会社を辞めて、東京に行って芸人になりたい」と告げると「絶対にゆるさん。やるなら伊達の名を使うな」とまで言われたそうだ。

 結局「東京で3年やってだめなら帰ってくる」という条件で認められ、就職から5年後に伊達は会社を辞めてコンビは1998年、24歳で上京。しかし「3年」の条件を破り、大ブレイクする2007年の「M―1」グランプリまでには9年かかった。

 サンドウィッチマンは昨年「日経エンタテインメント!」が発表した「好きな芸人」ランキングで、調査開始以来14回のすべてで1位だった明石家さんまを抑えて1位となった。番組では伊達の父・政亮さんが、コンビの活躍を報じる新聞や雑誌の膨大な記事をスクラップしている様子なども紹介された。

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