吉本新喜劇60周年開幕公演 総勢112人がギャグ大連発

スポーツ報知
吉本新喜劇60周年開幕の公演で、池乃めだか(左)と間寛平が猫vs猿のバトルを展開

 吉本新喜劇の60周年記念イヤーの開幕イベント「60周年だよ! 吉本新喜劇!」が1日、大阪・なんばグランド花月で開催された。

 新喜劇発足のメモリアルデーに、小籔千豊(45)、川畑泰史(51)、すっちー(47)、酒井藍(32)の4座長を筆頭とした総勢112人が出演。座長を勇退した内場勝則(58)と辻本茂雄(54)元座長の間寛平(69)、石田靖(53)、吉田ヒロ(51)ら、さらに桑原和男(83)やチャーリー浜(76)、池乃めだか(75)らの大ベテランが、伝説のギャグを大連発した。

 2019年の花月商店街に閑古鳥が鳴き、その原因となった60年前にタイムスリップして始まるSF新喜劇。最年長の桑原がおばあちゃん役で胸をさらけ出せば、めだかと寛平はアドリブ満載の猫VS猿のレジェンドバトルを展開した。

 終演後は出演者全員が舞台に。寛平が「久しぶりにみんなとやらせてもらえた。台本のセリフ通りにしゃべりました」とボケると、競演しためだかは「年に2、3回、機会があるけど、改めて寛平ちゃんのすごさを知る。ありがたい後輩もいて、新喜劇はみんなで作っていってるんやなと再認識します」と満足げな表情を浮かべた。

 桑原はイスに座ってスピーチし、「(60周年明けの)来年は新喜劇入団1年目の生徒だと思って頑張ります」と宣言。すると小籔が「来年いきなり初心に帰るんですか?」と突っ込み、客席を沸かせた。

 大阪・MBSテレビで2日午後12時54分から2時間スペシャルで放送される(関西ローカル)。

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