郷ひろみ、ジュディ・オングらが阿木燿子氏のコンサートに登場

スポーツ報知
熱唱する郷ひろみ

 歌手の郷ひろみ(63)、ジュディ・オング(69)らが東京・武蔵野市民文化会館で行われた「こころの歌人たち~第2回阿木燿子~」に登場した。

 作詞家・阿木燿子氏(73)をフューチャーするコンサート。トップバッターを務めた郷は阿木氏が作詞を手掛けた「ハリウッド・スキャンダル」(1978年)を歌い、拍手喝采を浴びた。阿木氏の歌詞については「女性目線で捉えていく繊細さが素晴らしいと思って歌っています」と尊敬の念を語った。

 一方、ジュディ・オングは代表作「魅せられて」(79年)を披露。当時「好きな男の腕の中でも違う男の夢を見る」というサビの歌詞に戸惑ったというが、阿木氏から「いいのよ。しゃんしゃんと歌いなさい」とアドバイスされたという。「ちょうどOLという言葉が出てきて、女性が自立してきた頃。男性からは不評だったけど」。阿木氏も「私はガッツ石松さんに怒られました」と苦笑いした。

 阿木氏と夫でミュージシャンの宇崎竜童(73)が作詞と作曲を多く手掛けていたのが、80年に芸能界を引退した山口百恵さん(60)。この日、山口さんの長男でシンガー・ソングライターの三浦祐太朗(34)も参加し、宇崎と二人で山口さんの「さよならの向こう側」(80年)を熱唱した。最後は出演者全員でキャンディーズの「微笑がえし」(78年)を合唱し「胸がいっぱいです」と阿木氏。感激のあまり言葉を詰まらせた愛妻に宇崎は「あと200曲くらい書いてほしい」とさらなる活躍を願った。

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