中川大志、ブログで日本アカデミー賞授賞式を振り返る「この夜は一生忘れない」

スポーツ報知
中川大志オフィシャルブログ

 俳優・中川大志(20)が2日、自身のブログを更新。「日本アカデミー賞」というタイトルで、1日に都内で行われた第42回日本アカデミー賞授賞式を振り返った。

 中川は映画「坂道のアポロン」(渡辺信一郎監督)、「覚悟はいいかそこの女子」(井口昇監督)の演技が評価され、新人俳優賞を受賞した。

 ブログ冒頭、中川は「ここに書くのは久々な感じですね。インスタ始めて2ヶ月近く経ちますけど、なんかまだ緊張するっていうか…慣れないですね(笑)たまにはここに戻ってきます」と前置きすると、「えー。今日はなんだか身体に力入り過ぎてぐったりしてます。でも凄く充実感のある、疲労感というのかななんか身体っていうか本当に胸がいっぱいです」と現在の心境をつづった。

 大阪へ移動しながらブログを書いているという中川は「なんか本当に、会場を後にしてからも、ずっとドキドキが続いてて、興奮してて、改めてあの時間を思い出して、噛み締めてます」と冷めやらぬ興奮を吐露。その上で「緊張しました。やっぱり緊張しました(笑)前日の夜もソワソワして寝れなかったし。でも始まってしまうとあっという間ですね」と振り返った。

 「毎年日本アカデミー賞はテレビの前で見てたんですよ。新人俳優賞に自分も良く知ってる年の近い役者さん達が立ってるの見てて。悔しいとも思ったし、嫉妬してました、正直。競争でも何でも無いのだけど、やはり意識してしまいます同世代は」と告白した中川。「スピーチでも言ったのですが、僕にとっては憧れの場所でした。そこにまさか自分が今日立ってるなんて。夢かなと。本当に嬉しかったです。ここまでやってきて良かったなと」と、喜びを露わにした。

 さらに「あの場所に僕を連れて行って下さった、監督、スタッフの皆さん、マネージャーさん、家族、そしてファンの皆さん。数えきれない程沢山の方に支えて頂き、あの場所に立たせて頂いた事、心から感謝します」と感謝の意を述べ、「ずっと憧れていた場所は、想像以上にキラキラしてて華やかな空間でした。偉大な映画人の皆様とあの場所のあの空気を吸った時に、なんか胸がぎゅーっと。なんかね込み上げましたね。あの景色は忘れられません。一瞬一瞬を噛み締めて、目に焼き付けました」とつづった。

 また、「先輩方のスピーチを聞いていて、凄く大きな夢が出来てしまいました。またいつか、ここに立ちたい。とこの世界に入って10年経ちましたが、こんなにも強く何か目標を、夢を持ったのは初めてかもしれないです。勿論最初から目指すべき事では無く目の前の作品に必死に向き合うだけなのですが。あの会場でずっと、そう思ってしまいました」と抱負を述べた。

 ブログ終盤、中川は「大好きな映画にこれからも出たいです。本当に出たいです。誰かの人生を生きる者として、まずは自分の人生をしっかりと生きて、そして映画の中に残りたいです」と映画への熱い思いを吐露。最後は「この夜は一生忘れないと思います。本当に幸せでした。何度も言います、感謝です。ありがとうございました」と改めて感謝の言葉を並べ、ブログを締めくくった。

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