竹内まりや、実写版ダンボ歌う コーラスに夫・山下達郎

スポーツ報知
ダンボのぬいぐるみを抱いて笑顔の竹内まりや

 デビュー40周年を迎えたシンガー・ソングライターの竹内まりや(63)が、ディズニー映画「ダンボ」(3月29日公開、ティム・バートン監督)の日本語版エンドソングを歌うことが分かった。バックコーラスには夫でシンガー・ソングライターの山下達郎(66)も参加。おしどり夫婦が子どもへの無償の愛を歌う。

 竹内が歌う「ベイビー・マイン」は1941年に製作された米アニメ映画「ダンボ」の劇中歌。檻(おり)に入れられた母親象・ジャンボが、泣いている子象・ダンボを励ますために歌ったもので、第14回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。

 今回ディズニー映画の楽曲を初めて手掛ける竹内は、自ら歌詞の翻訳監修を担当。「ベイビー・マイン どうか忘れないで どんな時でもひとりじゃないから」と悩みを抱える子どもを優しく包み込む歌詞となった。

 84年に長女を出産した竹内は「娘が幼い頃大好きだった『ダンボ』のビデオを一緒に見るたびに『ベイビー・マイン』の歌のシーンでいつも涙したものです」と印象深い一曲だったという。「まさか30年後に、この曲を私が歌う日が来ようとは!懐かしいあの時代を思い出しながら、心を込めて歌わせていただきました」とコメントした。

 また、竹内同様に同曲にほれ込んだ山下はコーラスを担当。夫婦一丸で珠玉のバラードに新たな息吹を吹き込む。

 ◆CGで姿忠実に空飛ぶシーンも 実写版「ダンボ」は、原作アニメを軸とし、「アリス・イン・ワンダーランド」を手掛けたバートン監督が脚本を担当。ダンボがサーカス団の家族と協力し、引き離されたお母さん象を助けるために奮闘する物語になっている。気になるダンボは原作の姿を忠実に踏襲しながらCGで表現。大きな耳で宙を飛ぶシーンも再現されている。

 ◆来月5日発売サントラ収録 竹内が歌う「ベイビー・マイン」は4月5日から発売される「ダンボ オリジナル・サウンドトラック」に収録される。他にも、女優・橋本環奈(20)初主演の無料インターネットテレビ局「AbemaTV」連続ドラマ「1ページの恋」(月曜・後11時)の主題歌「ミラクル・ラブ」も担当。昨年11月でデビュー40周年に突入したが、精力的な活動を続けている。

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