カトパン、フジ夕方のニュースの顔に「地道に真摯に取り組んでいきたい」

スポーツ報知
夕方の報道番組「Live News it!」でニュースキャスターに初挑戦する、加藤綾子アナ(中央)。左は木村拓也アナ、右は風間晋解説委員(カメラ・軍司 敦史)

 フジテレビの4月番組改編発表会見が6日、東京・台場のヒルトン東京お台場で行われた。

 会見には、4月1日スタートの夕方のニュース番組「Live News it!」(月~金曜・後4時50分)で初めて報道キャスターを務める元同局アナウンサーでフリーの加藤綾子アナ(33)が清楚(せいそ)な白のブラウスに黒のスカートで登場した。

 オファーを受けた時の気持ちについて、「驚きました。私で大丈夫かなと。でも、皆さんとお話して頑張りたいという気持ちがフツフツと沸いてきました。地道に真摯に取り組んでいきたいと思っています」と笑顔を見せた。

 放送開始まで1か月を切ったが、「いよいよ迫ってきたなという感じで、日々、わくわく感と緊張感が増してきているなと感じています。番組が4月1日の新元号発表の日にスタート。平成最後、そして、新しい時代の幕開けの時に報道キャスターを任せていただけるのは光栄に思っています」と話した。

 加藤アナは08年にフジに入社。明るい笑顔と天真らんまんなキャラクターでスポーツ番組やバラエティーで活躍。16年のフリー転身後も数多くのバラエティー番組に引っ張りだこのスターアナだ。

 今回の起用について、「テレビ報道の原点に戻って、元号の変わる今年、覚悟を持ってニュースを伝えていきます」と報道センター編集長の織田雅彦氏。「報道の原点に戻る。生き生きとしたライブ感のある『Live News』を昼、夕方、夜と面としてお届けしたいと思います」と続けた。

 その上で加藤アナ起用の理由について、「報道キャスターにはニュースの経験、見識も大事だが、コミュニケーション能力とニュースの中に登場してくる方の気持ち、視聴者の気持ちの心のヒダを切り取っていく能力が必要。加藤さんはコミュニケーション能力の高さ、周りの雰囲気をつかんで、どう表現すればいいのかの点で非常に評価している。視聴者との間を結びつけて行く能力に期待しています」と話した。

 加藤アナはその後の会見二部でも「ニュースに挑戦するようになって、久しぶりに原稿を読むんですが、朝の『めざましテレビ』で積み上げてきたことを生かせばいいんだと前向きになれました」と話した。

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