大阪が沖縄!? 稲垣の言い間違いで開幕! 「新しい地図」のファンミーティングが大阪で

スポーツ報知
「新しい地図」の(左から)稲垣吾郎、香取慎吾、草ナギ剛

 元SMAPの稲垣吾郎(45)、草ナギ剛(44)、香取慎吾(42)が6日、大阪・丸善インテックアリーナで、ファンミーティング「NAKAMA to MEETING―vol.1」を開催した。「新しい地図」の3人での大阪公演は初ということもあり、昼と夜の2公演のチケットはソールドアウト。初日だけで計1万5600人を動員し、会場は熱気で包まれた。

 約2時間の公演は、稲垣の「やってきました! 沖縄ー!」というまさかの言い間違いから開幕した。イベント後の取材でこのことを問われた稲垣は、先日CM撮影のために3人で沖縄に行ったことを挙げ「何も考えていなかった。そのことが頭にあったのかどうかも分からないんですけど」とタジタジ。香取から「ないでしょう~。大阪の『お』とそれだけで何でだろうね?」と突っ込まれると「それぐらい、我を忘れるぐらい、僕としては珍しくテンションが上がっていたのかな。歌って踊ってこういう形で、関西地区の方に会うのは久々だったので“ごろっちゃま”は舞い上がってしまいました」と3人で訪れる大阪に興奮!?していたことを明かした。

 ステージ上では「雨上がりのステップ」など数曲を披露したほか、その場で抽選で選ばれたファン3人とペアになって、ゲーム大会も行った。香取の相手に選ばれた女性が、感激のあまりステージ上で何度も香取に「本物…?」と尋ねる場面も。別れ際に香取がその女性をハグした際には、観客席から悲鳴にも似た大きな歓声が起きた。負けた稲垣ペアは罰ゲームとして、円広志の「夢想花」をデュエットで披露した。

 MCでも笑いが絶えなかった。稲垣がソロ曲「SUZUNARI」を歌う際、香取が草ナギに曲紹介を依頼。その草ナギが稲垣の視界を遮るように目の前に立ったが、ここで稲垣が「草ナギさ、最近こっち見てくれないよね」と寂しそうにポツリ。「俺は結構見ているんだけど。慎吾と2人でやっているつもりじゃないよね? 楽屋じゃ言えなかったからさ…」とステージ上で草ナギが自分とは目を合わさずに、ずっと香取の方を見ていると“嫉妬”した。

 この場面について、草ナギは終演後「ステージではいろんな空気が流れているので。吾郎さんから見たらそう見えていたのかもしれないし、実は慎吾の方を見てなくて、お客さんの方を見ていたりするので。いろんな空気があるので、その空気を見ていたというか…」と冷静に切り返していた。

 公演が終わると3人はこれまでの東京公演などと同様、出口で3か所に分かれてファンをお見送り。香取は「今までの大阪の印象からすると、お見送りがとんでもない騒ぎになるのかと思っていたけど、東京、名古屋と比べて一番お見送りが静かでした。ビックリしました」。その理由を「感謝を飲み込みすぎて、無言で見送る…。どうしたんだ、大阪!?って。でもその分泣いている方が多いです、すごいうれしいです」と分析し、感謝も忘れなかった。

 イベントは大阪に続き、今後は宮城、福岡でも行われ、22公演で計12万人以上を動員予定だ。3人は「『新しい地図』として再スタートしたときに、こんなに早く大きな会場で全国でファンミーティングをできるとは夢にも思っていなかったので、楽しく毎日やらせてもらっている。この後もずっと続いていくので、全国の皆さんにお会いできるのがすごく楽しみ」(稲垣)、「感謝の気持ちを伝えて、さらに盛り上がれるように楽しいミーティングにこれからもしていきたい」(草ナギ)、「ありがとうという感謝の気持ちを本当はもっともっと連呼したいんですけど、これでもすごく抑えています。あんまり言い過ぎてしつこいと思われたら嫌じゃないですか?(笑い)。これでも抑え気味で言っているぐらい、感謝の気持ちでいっぱいです」(香取)と、それぞれファンへの感謝と、今後に懸ける思いを語った。

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