梅宮辰夫の妻・クラウディアさんが膠原病患い骨折 娘のアンナ「家族全員が調子悪い」

スポーツ報知
梅宮アンナと母親のクラウディアさん

 俳優の梅宮辰夫(80)が昨年9月に前立腺がん、今年1月に尿管がんの手術を受けていたことが明らかになったことを受け、辰夫の長女でタレントの梅宮アンナ(46)が6日夜、都内で報道陣の取材に応じた。母のクラウディアさんが膠原病を患っていることを明かした。

 アンナによると、昨年3月、クラウディアさんが膠原病になったことが判明。ステロイドを使った治療の中で、骨がもろくなり、1月4日に股関節周辺を骨折したという。一時的に尿管がんで入院していた辰夫と同じ病院の隣室で入院していたこともあったという。当時は「股関節が弱って歩けなくなった。車椅子を使うようになった」。最近の母の病状は「だいぶ良くなって、杖をついて歩いている」と話した。

 膠原病は、一般的に関節や筋肉に痛みやこわばりがみられたり、身体の結合組織というところに炎症性の病変を発症することがある。

 一方、長女の百々果さん(17)が原因不明の体調不良で2月に検査入院したと告白。通学中、自転車で歩道橋のスロープが上がれなくなり転倒したそうで、「自転車で学校に行ったら、40分後に泣きながら電話かかってきた。体全体の力が抜けて立ち上がれなくなったようです」と説明した。

 5日には磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けたが異常は見られず、神経症のギランバレー症候群ではないことが分かったという。現在は歩行できるようになったが「まだ足や手先がしびれている」と心配な様子だった。

 また、1974年の睾丸(こうがん)がんの手術に始まり、6度目のがん手術を受けた父については、「毎回『今回は駄目かな』と思うけど、今回も復活した」と安堵(あんど)の表情。3月1日に退院したといい、「退院の10日前には元気になった」。7日は自動車免許の高齢者講習に行くと明かし、辰夫は「大丈夫だ」と話していたという。

 両親と娘が満身創痍な状況の中、「この1年、家族全員が調子悪い」と振り返り、「自分まで倒れたら大変」と自らを奮い立たせていた。

芸能

×