ＮＨＫ会長、制作局の組織改正は「一人一人が創造性と効率性をより発揮するため」

　ＮＨＫの上田良一会長（６９）の定例会見が７日、東京・渋谷の同局で開かれた。

　同会長は「ＮＨＫの制作局はこれまで二つのセンターと８つの部から成り立ってきましたが、今後、８つの部を６つのユニットに再編する組織改革を行います」と発表した。

　「これまでの組織を廃止して、限られた経営資源で創造性と効率性をより発揮し、最高水準の視聴者に満足していただける番組作りのための組織作りということです。一人一人が多様な能力を発揮できるような組織改正です」と、同会長は理由を説明した。

　同席した制作局幹部は「文化番組や福祉番組を制作する態勢はしっかり確保していきます」と話した。