大橋純子、がん闘病から復帰 生番組で「シルエット・ロマンス」熱唱

スポーツ報知
大橋純子

 昨年3月に早期の食道がんを公表し治療に専念していた歌手の大橋純子(68)が7日、仕事に復帰し、テレビでヒット曲「シルエット・ロマンス」を披露した。日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)に生出演。スタジオに登場すると「ご心配をおかけしましたが、元気に生還いたしました」とあいさつし、笑顔をまじえながら宮根誠司キャスター(55)らとトークを繰り広げた。

 「シルエット・ロマンス」は難しい歌で「最初から飛ばしちゃダメ」「抑えて抑えて、じゃないと最後が持たない」と解説したあと「人前で歌うのは(昨年4月の入院以来)初めて」と緊張した様子をみせてからの熱唱。声にはツヤがあり、声量も十分で、衰えを全く感じさせず、宮根キャスターも「うまっ、びっくりした。めっちゃうまい」と絶賛した。

 前日の会見で大橋は「声は特別、大きな変わりはない」と話していた。闘病中は「早く歌いたい」と念じていたという。

 大橋は昨年2月に定期健診でがんが見つかり、同年3月に会見で公表。4月に入院する直前の検査で、左胸にあった腺腫が乳腺がんとなっていることも判明した。4月から6月下旬まで、放射線と抗がん剤で食道がんを治療、その後7月末に左胸の全摘出手術、12月に再建手術を行った。

 手術は成功し、放射線治療により一時、髪の毛は抜け、強い痛みも感じたが、声に異常はなく、年明けからレコーディングを再開していた。5月22日にはアルバム「Terra3」を発売し、同24日から全国ツアーを行う。

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