ＮＨＫ近田雄一アナ、週末お出かけ情報番組担当で“乗り鉄”解禁

　ＮＨＫ大阪放送局は７日、同局制作番組の新キャスター５人を発表した。

　入局１９年目の近田雄一アナウンサー（４２）は「ウイークエンド関西」（土曜・前７時半）を担当。「鉄道オタク」として鉄道特番や自身のブログではそのオタクぶりをのぞかせている。「ニュース番組ではなかなか鉄道好きを出すのは難しかったですが、週末のお出かけ情報ということで、これからはもう少し出していければ」と意欲。大阪に赴任して２年間で「関西２府４県のＪＲは制覇しました。これからは私鉄も制覇したいと思います」と話した。

　すでに、担当する番組内の月１回のコーナーとして、「のっていこう」（仮題）と題した企画を進行中。「鉄道に乗って目的地に行く過程を楽しむコーナー。着いたら終わり、みたいな」（同アナ）と話し、“乗り鉄”として趣味と実益を兼ねた番組作りを目指す。

　ほかに、入局１１年目の狩野史長（ふみひさ）アナ（３３）と、１０年目の牛田茉友アナ（３３）が「おはよう関西」（月～金曜・前７時４５分）を日替わりで、同１１年目の二宮直輝アナ（３４）と３年目の川崎理加アナ（年齢非公表）が「ニュースほっと関西」（月～金曜・後６時１０分）を担当する。

　現在は「おはよう関西」のキャスターで、“朝ドラ受け”ならぬ“朝ドラ送り”を担当している二宮アナは「関西の夕方は民放各局もおもしろい番組を作っている激戦地。ＮＨＫらしい正確さなども心掛けながら番組を作っていきたい」と前を向いた。