宮城県出身の宝塚花組トップ娘役・仙名彩世が「3・11」本拠地サヨナラで感謝
スポーツ報知
4月28日付で宝塚歌劇を退団する花組トップ娘役・仙名彩世(せんな・あやせ)が11日、兵庫・宝塚大劇場公演「CASANOVA」が千秋楽を迎え、11年間愛した本拠地に別れを告げた。
宮城県名取市出身で、2011年3月11日の東日本大震災では、実家に帰省中に地震と遭遇した。「特別な日」と話していた本拠地サヨナラの「3・11」で、黒の紋付きに緑のはかま姿で、退団セレモニーに登場。「各地で追悼行事が行われている中、卒業の祝福をいただいている事に葛藤もありますが、8年前、舞台に戻る決意をしたからこそ、この場に立たせていただいている」と感謝した。
サヨナラショーでは、トップ就任後のショー「Sante!!」などの楽曲を披露した。
東京宝塚劇場の千秋楽で卒業する。