オラフお蔵入りに 「アナ雪」生産中止、新声優で差し替えへ

スポーツ報知
「アナと雪の女王」の映像商品が撤去されていた都内のディズニーストア

 ピエール瀧容疑者が人気キャラクターの声優を務めたアニメ映画「アナと雪の女王」のブルーレイ・DVDの生産・販売が中止されたことが15日、分かった。

 ディズニーの公式ホームページでは「3月13日 生産終了」と掲載された。都内のディズニーストアには13日まで商品が陳列されていたが、14日に映像商品、CD(サウンドトラック)など関連商品がすべて撤去された。都内のディズニーストアの店員はこの日、撤去理由について「大人の事情で…」と苦笑いしたが、生産終了の日付が逮捕翌日とあり、瀧容疑者が理由なのは明らかだ。

 瀧容疑者は、「アナ雪」の日本語吹き替え版で雪だるまの「オラフ」役を務めた。物語の狂言回しを担う重要なキャラクターで、コミカルな歌も人気に。オラフを主人公にした短編スピンオフ(番外編)も製作されたほどだった。

 11月22日には日米同時公開となる続編「アナと雪の女王2」が公開されるが、神田沙也加(32)、松たか子(41)らは続投予定。すでに瀧容疑者の降板は発表されているが、今回生産中止となった「アナ雪」についても新たな声優で録音し直して再発売するとみられ、瀧容疑者の声によるオラフは“お蔵入り”になる可能性が高い。

 「アナと雪の女王」は2014年に公開され日本歴代3位となる興行収入255億円を記録。世界でも歴代13位となる興収約12億8000万ドル(約1430億円)を記録した。ブルーレイ、DVDのセットは国内でもすでに販売枚数200万枚を超えていた。

芸能

×