ビートたけし、NHK「いだてん」現場で「どうも、ピエール瀧です」でドン引きされる…テレ東「アウトレイジ 最終章」放送も消滅

スポーツ報知
17年12月、報知映画賞の表彰式で北野武監督(右)を祝福するピエール瀧容疑者(一部加工)

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたテクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで、俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)について、タレントのビートたけし(72)が16日、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」の生放送でコメントした。2人はNHK大河ドラマ「いだてん」、たけしが監督した映画「アウトレイジ 最終章」でも共演していた。また、瀧容疑者の自宅から、たばこの巻紙数十枚が押収されたことも分かった。

 たけしは「いだてん」で、落語家の古今亭志ん生を演じており、瀧容疑者とは直接の共演シーンはない。しかし14日にロケを行った際「現場で『どうも、ピエール瀧です』て言ったら、全員引いちゃって。ディレクターなんか『やめてください』って。徹夜、徹夜で編集し直しているみたいで、プロデューサーも鬼のような顔をしてにらんでいた」と明かした。編集作業で、現場はギリギリまで追い込まれているようだ。

 さらにたけしは、メガホンを執った「アウトレイジ 最終章」についても「最初のカットは(瀧容疑者の)寄り(アップ)から始まる。この時の顔が落ち着いていて、気が強いなと思った。どんなベテランでも緊張したりするのに」と撮影時の印象を告白。報道等で常習の可能性が指摘されていることから「でも実はあんとき、あれかな…。逆に気が弱い人なんじゃないかな。無理やりそういうこと言いたくないけど」と、無念そうに語った。

 同作は17年の報知映画賞特別賞を受賞し、同12月の表彰式には瀧容疑者が花束ゲストとして駆けつけ、壇上のたけしを祝福したこともあった。たけしによると、同作は4月1日にTBS以外のテレビ局で放送される予定があったが、「飛んじゃった。(放送枠には)スポンサーとかもついているわけだから、それが飛んじゃうと…」と放送が中止となったことを明かした。関係者によるとテレビ東京で放送する予定だったという。

 たけしは「(強制性交罪で起訴の)新井(浩文)くんもだけど…」とシリーズ2人目の逮捕者が出たことにショックを隠し切れない様子だった。

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