松本人志、ピエール瀧容疑者出演作を「薬物という作用を使っていたのならドーピング作品」

スポーツ報知
松本人志

 「ダウンタウン」の松本人志が17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)に出演。コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたテクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで、俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)について見解を示した。

 今回の逮捕で瀧容疑者の出演作品などの放送中止、音楽の配信停止などの事態となっている。こうした状況に松本は、自らが監督した作品で主演の俳優が薬物事件で逮捕された場合を例えに出し「薬物という作用を使ってあの素晴らしい演技をやっていたのかもしれないと思ったら。それはある種、ドーピングなんですよ。ドーピング作品になってしまうので監督としたら公開して欲しくないですけどね」と明かした。

 その上で「作品に罪がある罪がないということで言うと、僕は場合によってあると思うんです」とし「レコーディングの時にそういうものを吸っていて、もしすごくいいものが出来たとしたらドーピングだと思うのでダメだなと思います」と指摘した。

 一方、自宅に派遣されたマッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪で起訴された俳優・新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)の作品が上映中止になったことは「ドーピングではないので後は被害者との問題になってくるので全然別問題なんですけど」と示した。

 その上で松本自身は「ピエール瀧さん好きなんです」とし「せっかくいい役者なのにってみんな言うんですけど、あなたが見た役者の時に何かやってたかもしれないよって。本当のことを言うと、完全に薬が抜けた状態のピエール瀧の演技は、見てみたい」と明かしていた。

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