蓮舫議員、内田裕也さん悼む「いつも赤いバラを一輪。粋な方」

スポーツ報知
蓮舫参院議員

 内田さんは政治や福祉活動でもロックンロール魂を貫いた。民主党政権時代の09年、行政刷新会議の事業仕分け会場に通い詰めた内田さんは、蓮舫参院議員(51)を「レンホーちゃん」と呼び、会場で花束を手渡しするほどほれ込んだ。

 蓮舫氏は18日、自身のツイッターで「とてもとても悲しいです。事業仕分けの時、必ず会場に傍聴に来てくださり『税金の使い方を見たい』とお話しされていました」と当時を振り返り「いつも赤いバラを一輪くださいました。粋な方です。心からお悔やみを申し上げます」としのんだ。

 91年の都知事選では、アントニオ猪木氏(76)の立候補辞退を受けて出馬したが、5万4654票、得票率1.19%で落選。しかし政見放送でジョン・レノンの「パワー・トゥ・ザ・ピープル」をアカペラで熱唱し、最後の「ヨロシク」以外全て英語でしゃべり続けたことは、後に語り草となった。

 また東日本大震災では被災地で炊き出しを行い「バナナとミカンを690個ずつ持ってきました」。ここでもロック魂で被災者を応援した。

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