ムロツヨシ、多部未華子20代最後のキスシーン相手役「30代最初のキスも目指す」

スポーツ報知
記者会見に出席した(左から)多部未華子、新田真剣佑、ムロツヨシ

 俳優のムロツヨシ(43)が19日、都内で、テレビ東京系特別ドラマ「二つの祖国」(23、24日・後9時)の記者会見に出席した。

 発行部数25万部突破のベストセラーで山崎豊子さんの同名小説が原作。第二次世界大戦前後のアメリカと日本を舞台に、歴史に翻弄されながらも激動の時代を生き抜いた若者たちの姿を描くヒューマンドラマ。

 日系2世でロサンゼルス・リトルトーキョーの日本語新聞社「加州新報」の記者の天羽賢治役で主演する小栗旬(36)はこの日、豪州での仕事と重なり欠席。小栗と15年来の親交があるムロはおもむろに「小栗旬不在で申し訳ありません」と陳謝し、笑わせた。

 ムロは、日系2世で主人公の学友であり野心家のチャーリー田宮役。これまで小栗と複数の作品で共演してきたが、「映像作品ではシリアスものは今回が初めて。呼吸が合ってよかった」。撮影の合間には「大体、待ち時間は隣に座っていた。(小栗の)子供の写真を見せられた。笑うまで見せられた」と和やかな現場の雰囲気を伝えた。

 共演の多部未華子(30)は今年1月25日に30歳を迎えた。タイでの撮影が1月中旬に行われ、「20代最後にカメラの前でお芝居するシーンがムロさんとのキスシーンだった」と告白。ムロは前のめりになり、「20代最後のキスだったということですね」と念入りに確認。多部が恥ずかしそうに「はい…とても光栄でした」と赤面すると、ムロは「30代最初(のキス)も目指して頑張ります」と張り切っていた。

 「二つの祖国」が民放で映像化されるのは初めて。社会派で知られる“山崎豊子ドラマ”会見は、そのシリアスな作風とは裏腹に、終始笑いに包まれていた。

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