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上西小百合と元テレ朝・佐々木正洋アナ 第2の人生歩み出した2人が後悔したことは…

2018年9月7日15時59分  スポーツ報知
  • タレントとして本格的に活動する上西小百合
  • 佐々木正洋アナ

 これまでの言動に後悔はありますか?

 この問いかけに、女性は「テレビの前で開けっぴろげに、何でもかんでもしすぎたんじゃないですかね…」と言った。5月に大手芸能プロダクションと契約し、タレントに転身した前衆院議員の上西小百合(35)にインタビューした時の発言だ。この時だけは、わずかだが、後悔をにじませたようにも感じた。

 議員時代から歯に衣(きぬ)着せぬ発言を連発した。昨年7月の浦和―ドルトムントの親善試合をツイッターで批判。サポーターの怒りを買い、騒動に発展したが、今後はこのような姿は見られなくなりそう。

 「事務所に所属させていただいた以上、ソフトな感じでいきたい」。タレント転身後は“炎上クイーン”を封印し、ソフト路線に舵を切るという。過激な言動こそ、アンチをあおる彼女の最大の武器だったはずなのに…。女優業にも色気をみせたが、淘汰(とうた)されていく芸能界。イバラの道が待っているように思う…。

 数日後、別の取材でテレビ朝日を12年に退社し、フリーで活動する佐々木正洋アナウンサーに話を聞いた。舞台「リア王2018」での俳優デビューのインタビューだった。

 テレ朝退社後、収入は激減。稽古場までの定期を買い、毎日、電車で通う生活は「新鮮です」と笑みをみせた。

 退社を決断したことに後悔はありますか? 同じような質問をぶつけてみた。

 佐々木アナは「ないですね!」と間髪入れずに言った。「『お前もう出遅れたぞ』って言われそうだけど、この歳(とし)になっての挑戦は、僕の中では手遅れに感じていない。やれる所まではやってみようかなという思い」。決して空元気には聞こえなかった。「やってやるぞ」「まだまだ」というエネルギーを、強く感じた。

 それぞれの第2の人生。インタビューしたのも、何かのご縁。1年後、今以上の活躍をしているか、消えてしまっているか―。ひそかに注目していきたい。(記者コラム)

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