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野呂缶、新婚気分は封印「舞台役者として成長を」祖父の代表作に決意新た

2018年11月27日12時5分  スポーツ報知
  • 舞台「上州土産百両首」のクライマックスでの藤山扇治郎(右)は、元新国劇の笠原章と共演

 放送中のNHK連ドラ「まんぷく」の“野呂缶”でプチブレーク中の俳優・藤山扇治郎(31)が、28日から12月2日まで東京・両国のシアターX(カイ)で舞台「上州土産百両首」に出演する。

 今月10日には、元宝塚歌劇トップスターで女優の北翔海莉との結婚を発表し、公私に“時の人”。「上州―」は、もとは歌舞伎の演目で、松竹新喜劇でも上演され扇治郎の祖父、藤山寛美さんの「二十快笑」にも含まれるほどの名作だ。

 スリ稼業に手を染めた幼なじみ(笠原章、扇治郎)が、足を洗って再会することを誓うが、対照的な人生が展開していく物語。扇治郎は、祖父が演じた牙次郎を演じる。今回は元新国劇の笠原らによる「新生若獅子」公演。「笠原さんとご一緒でき、新喜劇とはまた違った世界がとても新鮮でたくさん勉強しています」

 結婚してから初めての舞台出演になる。「籍は入れましたが互いに忙しく一緒に住めておらず、新婚ムードは全然ないです。急に結婚発表したのに、読み切れないほどLINEが届くなど反響が大きくて。ホンマ、ありがたいことです」とびっくりした様子。

 発表時のコメントには「彼女の温かな優しさに心奪われ、自分が忘れかけていたことを気付かせてくれました。彼女を一生かけて守りたいと思いました」と6歳年上の北翔へのぞっこんぶりと男気をうかがわせた。

 「彼女を守る、ということは僕が役者としてもっともっと成長した姿をお見せできるようになることを意味しています。そのことを肝に銘じ、より真剣に責任をもって舞台と向き合っていきます」と決意も新た。

 きょう27日は横浜・磯子区民センター杉田劇場でも上演。来年1月は京都・南座で扇治郎のホームグランド、松竹新喜劇「初笑い 新春お年玉公演」(1~20日)に出演。ドラマで注目を集め、顔と名前は全国区になったが、これから見せる姿が本当の正念場となる。(記者コラム)

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