ザック、関節技で飯伏幸太を何度も追いつめるもあと一歩届かず…

スポーツ報知
TAKAみちのく(左)に介抱されるザック・セイバーJr.

◆新日本プロレス「G1クライマックス28」大会 ▽Bブロック公式戦30分1本勝負 〇飯伏幸太=勝ち点2(22分58秒 カミゴェ→エビ固め)ザック・セイバーJr.●=勝ち点0(15日、東京・大田区総合体育館 満員3826人)

 2018年ニュージャパンカップ王者、ザック・セイバーJr.(30)は、“ゴールデン☆スター”飯伏幸太(36)に敗れ、黒星発進となった。

 変幻自在の関節技で飯伏を攻め続けたザック。何度もタップアウトのチャンスを迎えたが、きめ切れないとハイキックからのジャーマンスープレックスホールドを浴びるなど、反撃を食らった。

 しかし、試合を決めに来た飯伏の必殺技・カミゴェを3連続で膝を使いカット。さらに飯伏の打撃へカウンターを、見たこともないような関節技で返していたが、最後はクロスアーム式スープレックスからのカミゴェで涙をのんだ。

 倒れ込みながらバックステージに現れたザックは「あと少しだったのに。あと一つ決まってれば。本当にあとちょっとだったと思う」と悔しがっていた。(松岡 岳大)

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