中邑真輔がUS王座奪取…WWE移籍後、初タイトル獲得

スポーツ報知
US王座を奪取した中邑真輔(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 米ペンシルベニア州ピッツバーグで15日(日本時間16日)にWWEのPPV「エクストリーム・ルールズ」が開催され、日本人スーパースターの中邑真輔(38)がUS王座を獲得した。日本人のUS王座獲得は、WCW時代を含めると佐々木健介、TAJIRIに続いて3人目。WWE以降では初の快挙となった。

 一度は中邑の負傷欠場で中止となった王者ジェフ・ハーディ(40)とのUS王座戦が「エクストリーム・ルールズ」で実現した。ゴング前に中邑はレフェリーの死角をついてジェフにローブローを炸裂。うずくまるジェフだったが、試合開始のゴングが鳴ると同時に中邑がキンシャサをクリーンヒットさせて3カウント。

 秒殺によって中邑がUS王座を戴冠した。スマックダウン昇格後、自身初のタイトル獲得に中邑はベルトを掲げて勝利をアピール。そこへランディ・オートンが登場し、場外の中邑と睨み合った後、ジェフの股間にストンピングを一発食らわしてそのままリングを後にした。

 試合後、中邑はインタビュアーからローブローに関して聞かれると「ハードな試合だったが、最後はキンシャサをジェフに決めて3カウント。俺がUS王者になったよ」とコメント。オートンの登場については「ナイスではない」と困惑の表情を浮かべた。また、次週のスマックダウンで新王者・中邑とジェフのリマッチが行われることが発表された。

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