王者・橋本千紘、同期・岩田美香に快勝 目指すはタッグとの仙女2冠独占

スポーツ報知
倒れる岩田(左)を横目に、マイクパフォーマンスを行う橋本

 センダイガールズプロレスリング(仙女)の宮城野区文化センター大会が19日、開催された。仙女ワールド王者の橋本千紘(26)と“美仙女”岩田美香(22)の同期対決がメインイベントとしては初めて組まれ、橋本が6分31秒、得意のジャーマンスープレックスホールドで快勝した。

 2人は共に2015年デビュー。橋本は日大レスリング部出身で世界学生3位、全日本3位の実績を持つ。一方、岩田は故郷の福岡で格闘技道場に通った経験はあるが“叩き上げ”の選手だ。この日は、SNSで「潰しに行く」と予告していた岩田が、試合前にハイキックを見舞うなど厳しい蹴りを連打。しかし、橋本も腕ひしぎやラリアットで反撃し、最後はジャーマンで3カウントを奪った。

 「岩田は鬼気迫るものがあったけど、今日は私との差を見せようと思ったし、見せられたと思う」と振り返った橋本は「次はタッグ王座も狙う」と仙女2冠独占を宣言した。(須貝 徹)

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