【RIZIN】交通事故で引退の元幕内・大砂嵐、格闘技デビュー飾れず サップとの野獣対決で判定負け

スポーツ報知
ボブ・サップ(左)にパンチを見舞う大砂嵐

◆RIZIN.13 ▽第6試合 MMA特別ルール(無差別級) ○ボブ・サップ(判定3―0)大砂嵐●(30日・さいたまスーパーアリーナ)

 元幕内力士の大砂嵐(26)=エジプト=は、ボブ・サップ(44)=米国=との野獣同士のぶつかり合いに挑んだが、判定で敗れ、総合格闘技デビュー戦を飾ることができなかった。

 重量級の両者は、3回に入るとスタミナ切れでゴングが鳴ってもともに動けず、口を開け肩で息をする姿が映し出されると観客からは、大歓声と失笑が巻き起こった。

 ◆大砂嵐(おおすなあらし) 1992年2月10日。エジプト出身。26歳。アマチュア相撲で数多くの実績を残し、11年エジプト革命を機に来日。6部屋に入門を断られるが7部屋目の大嶽部屋に入門。12年春場所に初土俵。13年名古屋場所で十両昇進し、同年九州場所で初土俵から10場所という史上2番目の速さで新入幕を果たした。14年名古屋場所で自己最高位の西前頭筆頭に昇進。横綱・鶴竜と日馬富士を破り、史上初の2日連続金星の快挙を達成した。18年1月初旬、有効な免許証を所有せず乗用車を運転、同3日には追突事故を起こし、3月に引退勧告処分を受け角界から引退した。9月「RIZIN.13」で総合格闘技デビュー。

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