飯伏幸太、IWGPヘビー級戦敗北後の“引退発言”撤回「すべては信用で成り立っているのです」

スポーツ報知
8日のIWGPヘビー級戦で盟友・ケニー・オメガ(左)と激闘を繰り広げた飯伏幸太

 8日の新日本プロレス両国国技館大会のメインイベントで行われたIWGPヘビー級選手権で「ゴールデン☆ラヴァーズ」の盟友・ケニー・オメガ(34)に惜敗。同日夜の自身のツイッターで引退宣言とも取れるコメントをつぶやいた飯伏幸太(36)が9日、再びツイート。ファンの声援に応え続ける姿勢を示した。

 7日の前日会見で「自分のプロレスのキャリアを賭けたいと思います」と宣言していた飯伏。オメガに敗れたことを受け、8日夜、「今日はプロレスのキャリアを賭けました。それは自分だけ賭けるベルトがないし、リスクもないから。でも結局勝てなかった。いや直接負けた。約束は守らなければいけない。プロレスのキャリアを賭けるということは勝てなかったら終わり…。だから…。辞めないといけないということになります」とつぶやき、ファンは驚がく。

 「飯伏さん、プロレスを広めたいと仰ってくださってましたよね? まだ、夢なかばです。辞めないでください」「辞めるのは絶対におかしいです。絶対に後悔すると思います」などの悲痛なコメントが殺到していた。

 飯伏を下したオメガも9日、即座に反応。自身のツイッターで「もう二度と飯伏を失いはしない」とコメントしていた。

 これらの反応に飯伏は同日、「あぁ、なんか勘違いさせたかもしれません。色々な経験もたくさんしたし、悔しい思いなんかあり得ないくらいしましたよ。でも、すべては信用で成り立っているのです」とコメント。オメガの書き込みに対しても「ケニー!ワタシの日本語はあまり伝わらなかった。訳して下さい。よろしく~」と返答。事実上の“引退”撤回発言と見られる。

 この飯伏のコメントに、ファンからも「飯伏さんがハッピーな気持ちでプロレスを続けられたらどんな場所でも状況でも嬉しいんですよ」「ずっと応援しています」などの安堵(あんど)と激励のコメントが続々と書き込まれている。

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