アブドーラ・ザ・ブッチャー、来年2月19日に引退式「コスチュームとフォークを置いてリタイヤする時」…ジャイアント馬場没20年追善興行発表会見

スポーツ報知
会見に出席した天龍(左から2人目)と坂口氏(同3人目)

 ジャイアント馬場没20年追善興行実行委員会は19日、都内で会見を行い、来年2月19日に両国国技館で「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」を開催することを発表した。

 同大会は1999年1月31日に61歳で亡くなった不世出のプロレスラー、ジャイアント馬場さんが来年、没後20年の節目を迎えることから実施されるもので特別ゲストに馬場さんと名勝負を繰り広げたスタン・ハンセン氏(69)の来場が決定した。

 また、馬場さんと同じく激闘を展開したアブドーラ・ザ・ブッチャー(77)の引退セレモニーも行われ、大会は「アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念~さらば呪術師~」と銘打たれて行われる。

 ブッチャーは、この日、主催者へコメントを寄せ「このビジネスを始めて57年。日本に初めて行ってから48年。そろそろコスチュームとフォークを置いてリタイヤする時が今回のタイミングなのでは、と思ったのだ。来年2月、また日本に行けるのなら、アメリカでもカナダでも行っていない、アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーを行う機会を与えて欲しいと、実行委員会、馬場ファミリーに伝え、了承してもらった。もう試合はできないし、ミスター馬場を追悼する大会だというのは、もちろん理解しているが、日本のファンに心を込めた感謝のメッセージを送りたいという気持ちも理解してもらいたい」などと思いを明かしていた。

 さらに「いつかあの世でミスター馬場と再会したら2人で試合をして試合後は最高級キューバ産葉巻をくわえながら昔話をしたいもんだ。でも、オレはまだまだこっちの世界で人生をエンジョイするつもりなので、あの世でトレーニングを続け、待ってくれと伝えたい」と馬場さんへの思いもコメントで寄せていた。

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