マサ斎藤さん追悼試合にアンドレザジャイアント・パンダ参戦…来年2月15日、大阪・城東KADO―YAがもよんホール

スポーツ報知
アンドレザジャイアントパンダ

 今年7月14日にパーキンソン病のため75歳で亡くなった日米でトップレスラーとして活躍したマサ斎藤(本名・斎藤昌典)さんの追悼試合「MASA SAITO MEMORIAL~GO FOR BROKE!FOREVER!~《闘将・マサ斎藤追悼試合》」(来年2月15日、大阪市の城東KADO―YAがもよんホール)に北海道の「新根室プロレス」のアンドレザ・ジャイアントパンダが参戦することが14日までに決定した。

 アンドレザ・ジャイアントパンダは身長3メートル、体重500キロとされ、昨年7月に「新根室プロレス」に初登場するとその規格外の巨大さなどで話題が沸騰。デビュー以来不敗の巨大熊猫は今回の参戦が関西初登場となる。

 大会をプロデュースする元新日本プロレス取締役の上井文彦氏(64)によると、マサさんの追悼イベントへの参戦は「生前の読売新聞のインタビューでマサさんが米国修行時代の思い出として『レスリング・ベアー』との度に及ぶ対戦を話しているのです。残念ながら2度とも負けたのですが、2度目は口輪が外れてお尻を噛まれた痛恨の話を自らが語っているのです。そんな事もあり、ただリングに熊を挙げる訳にはいかないので、同じクマ科でここは今を時めく大活躍の『巨大熊猫』に白羽の矢を立てたのです」と明かした。

 こうしたマサさんとのつながりを新根室プロレスへ伝え、参戦を打診しこのほど合意に達した。対戦相手は未定だが、問題は控室で会場の天井の高さが巨大熊猫が入るには到底無理だという。上井氏は「さて、控室はどこにするやら??ちょっと頭が痛いです」と今後の調整に頭を悩ましていた。

 上井氏は、追悼大会に5試合ほどのマッチメイクを計画していることを明かした上で「引退後20年でマサさんが降臨する魂のデビュー戦です。テーマは真・巌流島決戦です」とマサさんが87年10月4日にアントニオ猪木氏と巌流島で戦った伝説の決闘を掲げ「いまのところ話せるのはこれだけです。あと、私が思い描いたことができるかできないか、私次第です。大会まであと100日を切りましたが、全力投球します」と天国のマサさんにすべてを捧げる覚悟を明かしていた。

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