メイウェザー、KO決着目指す…RIZIN榊原氏詳細明かす

スポーツ報知
フロイド・メイウェザー(左)と那須川天心

 格闘技大会「RIZIN」の榊原信行実行委員長は17日、羽田空港で取材に応じ、大みそかの「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)でのプロボクシング元世界5階級王者フロイド・メイウェザー(41)=米国=と、キックボクシングの“神童”那須川天心(20)=TARGET=の対戦について、詳細を明かした。

 米ロサンゼルスで直接、メイウェザー本人と会い、意思確認をした榊原氏によると、試合は「エキシビション」の非公式戦で、3分×3ラウンド。蹴りは認められず「限りなくボクシングに近い立ち技打撃系」のルールだという。今後さらに詰めていくが、榊原氏は「エキシビションと言って、ぬるい感じで終わるのではない。互いにKO決着を目指してやる」と話した。キックボクシングが主戦場の那須川は蹴りを使えないものの、榊原氏は「天心はフルスロットルで行けばいい。メイウェザーの本気スイッチを押せるかどうか」と、大きな期待を込めた。ファイトマネーの具体額は語らなかったが「ボクシングも含めた格闘技史で、過去最高のエキシビションのギャラになる」と断言した。

格闘技

×