アントニオ猪木氏と村松友視さんの共著『猪木流「過激なプロレス」の生命力』が発売2週間で重版決定「猪木流プロレスの魅力を語った過激なクロストーク」

スポーツ報知
『猪木流「過激なプロレス」の生命力』(河出書房新社刊)

 元プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木氏(75)と直木賞作家の村松友視さん(78)が10月27日に上梓した初の共著「猪木流『過激なプロレス』の生命力」(河出書房新社・税込み1728円)が、発売から2週間で重版が決定したことが18日までに分かった。

 同書は、1980年に「私、プロレスの味方です」で作家としてデビューした村松さんが、昨年11月に35年ぶりにプロレスについて執筆した「アリと猪木のものがたり」(河出書房新社)を出版したことを受け、スポーツ報知のメディア局コンテンツ編集部の福留崇広記者が猪木氏と村松さんを個別にインタビュー。今年元日から「スポーツ報知」の電子版で8回に渡り「アントニオ猪木と村松友視が明かす『アリと猪木のものがたり』」を連載し、大きな反響を呼んだことから、さらに猪木氏と村松さんへのインタビューを重ね書籍化に至った。

 伝説の一戦となった1976年6月26日のボクシング世界ヘビー級王者ムハマド・アリとの格闘技世界一決定戦を始め、タイガー・ジェット・シン、ストロング小林、アンドレ・ザ・ジャイアントなど今も語り継がれる生命力を持つ激闘、猪木氏の師匠、力道山、永遠のライバル、ジャイアント馬場への思いなど猪木氏と村松さんが語り尽くしている。通常の対談とは違い、それぞれのインタビューでの言葉を重ね合わせたことで両者の思いがスイングする内容となっている。

 発売から2週間での重版に編集を担当した河出書房新社の太田美穂氏は同書の魅力を「アントニオ猪木氏と村松友視氏が、福留崇広記者という聞き手を得て、かつてなく深く、面白く、真剣に、猪木流プロレスの魅力を語った過激なクロストークです」と評し、「プロレスファンはもちろん、猪木流『燃える人生』に触れてみたいすべての方に、ご一読をおすすめいたします」と話していた。

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