初代タイガーマスク、キッドさんの訃報に「悲しみに暮れています」…6日の試合で追悼10カウント

スポーツ報知
初代タイガーマスク

 初代タイガーマスクの佐山サトル(60)がイギリス出身の元プロレスラーで、1980年代に初代タイガーマスクらと死闘を繰り広げた“爆弾小僧”こと、ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)さんが5日に死去したことに対し、追悼のメッセージを贈った。

 キッドさんは1981年4月23日、東京・蔵前国技館で行われたタイガーマスクのデビュー戦の相手だった。英国修業時代から名勝負を展開した盟友の訃報に佐山は「私にとって偉大なライバルであります、トミーが亡くなって悲しみに暮れています」と、キッドさんの愛称「トミー」と表現して追悼した。

 60歳の誕生日に亡くなったキッドさんの死因は不明。英メディアなどによると、現役時代に使用していた筋肉増強剤などの影響から引退後はさまざまな病気を患っていたという。佐山は「現状の症状は存じていましたので覚悟はしておりました。今はただ安らかに眠っていただきたいと思っております」と偲んでいた。

 佐山が主宰する「リアルジャパンプロレス」では6日の後楽園ホール大会でキッドさんを偲び追悼の10カウントセレモニーを行う。

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