武藤敬司、来夏引退試合の長州力へ「PRO―WRESTLING MASTERS」参戦を直談判…来年2月に後楽園ホールで開催予定

スポーツ報知
長州(左)へ参戦を直談判する武藤

 プロレスラーの武藤敬司(55)が5日夜、東京・飯田橋の居酒屋「お肉酒場GINZA-TEI with長州力」を訪れ、来年夏に都内で引退試合を行う長州力(66)に自身がプロデュースする「PRO―WRESTLING MASTERS」への参戦を直談判した。スポーツ報知の取材で次回のマスターズは、来年2月に後楽園ホールでの開催を予定しており今後、長州の決断が注目される。

 武藤プロデュースのプロレス界の達人が集結する「PRO―WRESTLING MASTERS」は2017年2月8日に後楽園ホールでスタートし、今年8月21日の後楽園大会まで4回開催している。長州は、前回は欠場したが過去3大会に出場し抜群の存在感を発揮してきた。関係者によると、今回の直談判は、長州が来年夏に終焉を迎えることを決断しているため、マスターズ参戦は来年2月が最後となる可能性が出てきたため、新日本プロレス時代の大先輩でプロレス界に多大な功績を残した革命戦士に武藤流の花道を飾りたいという思いから実現した。直談判は、1時間ほどに及んだが長州は、返答を保留したという。

 長州のファイナルロードは、12・28後楽園「POWER HALL2019イヤー・エンド・スペシャル」からスタートし、ふるさとの山口県、5月19日に「プロレスリングFREEDOMS」が主催する沖縄県宮古島でのJTAドーム宮古島大会に出場し、来年夏に東京で終焉を迎える。現時点でこの4試合以外にも様々な団体から出場オファーが届いており、「意味のある試合であれば考えたい」と関係者は明かしている。

格闘技

×