全日本でもダイナマイト・キッドさん追悼式…新日本、リアルジャパンに続き3団体目

スポーツ報知
ダイナマイト・キッドさんの追悼式で遺影を持つ渕正信(右は木原文人リングアナ)

 ◆全日本プロレス 2018世界最強タッグ決定リーグ戦 優勝決定戦(11日、東京・後楽園ホール)

 第1試合開始前に、5日に60歳で亡くなった“爆弾小僧”ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)さんへの追悼の10カウントゴングがささげられた。

 全日本プロレスの秋山準社長(49)以下、出場全選手がリングを囲み、リング上ではジュニア王者時代のライバルだった団体最古参の渕正信(64)が遺影を持って立ち、10カウントゴングが鳴らされた。

 初代タイガーマスク(佐山サトル)との新日本プロレスでの活躍が有名なキッドさんだが、全日本でもジュニア王者として2代目タイガーマスク(故・三沢光晴さん)らと激闘を繰り広げた。「1984年11月、突如、全日本プロレスに登場し、プロレスファンを驚かせた。デイビーボーイ・スミスとのタッグで84年世界最強タッグ決定リーグ戦に出場。数々の名勝負を残した。全日ジュニアを活性化させ、NWAインターナショナルジュニアヘビー級王座を手中に収めた」などと紹介された。

 キッドさんの追悼セレモニーは、佐山のリアルジャパンプロレス(6日・後楽園大会)、新日本プロレス(9日・岩手大会)に続いて3団体目となり、キッドさんが日本で広く愛されていたことが証明された。

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