秋山準、被災地に「少しでも元気になってもらえれば」女川で初興行
スポーツ報知

全日本プロレスの秋山準(49)が28日、仙台市の報知新聞東北支局を訪れ、3月に行われる「ドリーム・パワー・シリーズ2019」のいわき大会(同23日午後6時開始、いわき市平体育館)、宮城女川大会(同24日午後3時開始、女川町総合体育館)の2大会をPRした。
いわきは9年ぶり、女川は初めての興行。女川では会場近くで東日本大震災からの復興をアピールする「復幸祭」も同日に開催される。震災による死者・行方不明者が約900人、住宅損壊は町全体の9割と甚大な被害からの復興を目指して2012年から始まった同祭は、同町の復興計画事業が18年度で終了することで今年が最後となる予定だ。
震災直後に南三陸町で炊き出しなどに参加した秋山は「当時はあまりの状況に言葉が出なかったことを覚えている」という。女川大会ポスターには復幸祭のロゴも入れてPR。「まだ心の傷が癒えない方もいらっしゃると思うけど、自分たちがリングの上で精いっぱい戦って、少しでも元気になってもらえれば」と決意。また、いわき大会では地元在住の磐城利樹(23)も参戦。「一緒に盛り上げたい」と語った。