22歳のGHC王者・清宮海斗が越中詩郎に“侍魂”注入される…平成最後の平成維震軍
スポーツ報知

◆越中詩郎デビュー40周年記念大会「侍祭り~平成最後の平成維震軍~」(30日、東京・後楽園ホール)
越中詩郎デビュー40周年記念大会「侍祭り~平成最後の平成維震軍~」が30日、東京・後楽園ホールで開催された。メインイベントは越中詩郎(60)、AKIRA(52)、青柳政司(62)、齋藤彰俊(年齢非公表)、新メンバーXこと真霜拳號(40)、ザ・グレート・カブキ(70)=セコンド=の平成維震軍と、全員が平成生まれのGHCヘビー級王者・清宮(22)、橋本大地(26)、芦野祥太郎(29)、遠藤哲哉(27)、最上九(26)が対戦。
主役の越中が侍魂を注入したのがプロレスリング・ノアの若き王者、清宮だった。新世代軍で最も若くてキャリアの浅い清宮だが、GHCヘビー級のベルトを巻いて新世代軍の最後に入場。コールも最後という厚遇だった。先発を買って出た清宮に越中もハッスルして呼応した。越中は場外に清宮を落として、ヒップアタックを連発。試合の流れは、平成維震軍が寄ってたかって清宮をいたぶる展開に。それでも清宮は打点の高いドロップキック、ミサイルキックと華麗な技を見せた。
最後は真霜に最上九が垂直落下式ブレーンバスターで仕留められ(25分15秒、体固め)、平成維震軍に勝利を譲ったが、清宮ら新世代の爪痕を平成に残した。清宮は2日後の2月1日にノアの後楽園ホール大会でマサ北宮(30)との防衛戦を控えており、維震軍から侍魂を注入された形だ。