故ダイナマイト・キッドさん追悼興行が決定…3・15後楽園ホール

スポーツ報知
ダイナマイト・キッドさんへ追悼の10カウントゴングを捧げる初代タイガーマスク(左)と新間寿氏

 昨年12月5日に60歳で亡くなった“爆弾小僧”ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)さんの追悼興行が3月15日、後楽園ホールで開催されることが1日までに決定した。

 主催は、初代タイガーマスクの佐山サトルが中心となるダイナマイト・キッド追悼興行実行委員会で大会名は「初代タイガーマスク佐山サトルストロングスタイルプロレス~“爆弾小僧”ダイナマイト・キッド追悼興行~」として行われる。

 キッドさんは、1981年4月23日、蔵前国技館で初代タイガーマスクのデビュー戦の相手を務め、タイガーマスクが引退する83年8月まで今も語り継がれる数々の名勝負を展開した。

 訃報に接した時、佐山は「思い出が走馬灯のように出て来ました。デビュー戦、ニューヨーク、各地で熱戦を繰り広げたことだったり…本当に惜しい人を亡くしました。ボクは世界中のあらゆるところであらゆる選手とやりましたけど、彼は間違いなくナンバーワンでした。ダイナマイトがいたからタイガーマスクがいたと思います。」と追悼した。

 今回、佐山は天国のキッドさんへ感謝を捧げるべく「追悼興行」を開催し、ライバルであり親友の偉業を讃える。興行の実現には、キッド氏の弟、マーク・ビリトン氏、親交の深かった元レスラーのマーティ・ジョーンズ氏から了承を得て、興行の売り上げの一部を遺族に寄付する。

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