飯伏幸太、新日残留を宣言「僕はどこにも行きません」…来月、NJCでリング復帰

スポーツ報知
新日本プロレス残留を宣言した飯伏幸太

◆新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」大会(11日、大阪・大阪府立体育会館)

 「ゴールデン☆ラヴァーズ」の盟友・ケニー・オメガ(35)の米国新団体移籍で去就が注目されていた「ゴールデン☆スター」飯伏幸太(36)=飯伏プロレス研究所=が11日、この日の試合途中にリングに登場。出場契約中の新日本プロレス残留を表明した。

 第4試合終了後、場内に突然飯伏の入場曲が流れると、場内は「イブシ」コール一色に。グレーのジャケット姿でリングに上がった飯伏はマイクを持ち、「今日は、みんなに話したいことがあって、ここに来ました」と話し出した。

 1月4日の新日・東京ドーム大会でのNEVER無差別級選手権試合でウィル・オスプレイ(25)に敗れた後、リング上で失神。担架で搬送され、脳しんとうの診断を受けた飯伏。以後1か月に渡って欠場を続けてきたが、この日は「首のこと、頭のこと、いろいろとご心配をおかけしました。すみません」とファンに謝罪。「でも、こうやって、みんなの前で話すことができて本当にうれしいです」と続けた。

 DDT時代からの盟友で前IWGPヘビー級王者の・オメガが今月7日(日本時間8日)、新日を離れて米新団体・AEWと契約。同副社長に就任。以前から米最大の団体・WWEからのオファーも受けていた飯伏にも米流出のうわさが浮上していた。

 しかし、「僕は新日本プロレスに残ります」と飯伏はきっぱり。「そして、来月のニュージャパン・カップで復帰します。僕はどこにも行きません。これからも新日本プロレスで全力を尽くしていきます」と、3月8日開幕の新日最大のシングル・トーナメント戦でのリング復帰を堂々、宣言した。

格闘技

×