【UFC】ヒクソンの次男・クロン、一本でオクタゴン白星デビュー「俺の柔術は父親譲り」

スポーツ報知
カサレス(手前)にギロチンチョークを仕掛けるグレイシー(Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC)

◆UFCファイトナイト・フェニックス ○クロン・グレイシー(1回2分6秒 ギロチンチョーク)アレックス・カサレス●(17日、米フェニックス・トーキング・スティック・リゾート・アリーナ)

 400戦無敗のヒクソン・グレイシー(60)の次男で、RIZINにも出場していたクロン・グレイシー(30)=ブラジル=が、米国のアレックス・カサレス(30)からギロチンチョークで一本勝ちを収め、オクタゴンデビューを飾った。

 カサレスからタップを奪い白星デビューを飾ったクロンは「俺の柔術は特殊、父親譲りだからな。生まれたときからずっと柔術の訓練に励んでいるけど、常にMMAを意識したものだったから、誰にとっても容赦なしだ。小さい頃から一族を代表してきた。それが常にモチベーションだった。年を取ればそういうモチベーションは必要なくなって、自分の一部になっていくんだ。おもしろかったのは、みんなが、ホイス以来、グレイシーは勝っていないって言ってきたこと。それでもっとプレッシャーを感じたけど、でも、自分の名前に恥じぬように、プレッシャーの中でも冷静さを保つ時なんだなと思った。家族のため、チームのため、ディアスチームのために戦った、それだけさ」とコメントした。

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