ダイナマイト・キッド追悼興行、デイビーボーイ・スミスJr組と船木誠勝組がメインで対決…3・15後楽園

スポーツ報知
ダイナマイト・キッドさんの遺影を持つ初代タイガーマスク

 初代タイガーマスクの佐山サトル(60)が中心となるダイナマイト・キッド追悼興行実行委員会は21日、都内で会見を開き、昨年12月5日に60歳で亡くなった“爆弾小僧”ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)さんを追悼する「初代タイガーマスク佐山サトルストロングスタイルプロレス~“爆弾小僧”ダイナマイト・キッド追悼興行~」(3月15日、後楽園ホール)にキッドさんの親戚となるデイビーボーイ・スミスJrが参戦することを発表した。

 スミスJrは、追悼試合となるメインイベントでスーパー・タイガーと組んで船木誠勝、KENSO組が対戦する。1981年4月23日、蔵前国技館で初代タイガーマスクのデビュー戦の相手を務めたキッドさん。タイガーマスクが引退する83年8月まで今も語り継がれる数々の名勝負を展開した。佐山は今回の追悼興行に「大会の開催は私だけでなくファンの意志でもあります。今の選手にダイナマイトの動きを勉強して見せてあげられたらと思っています」と明かした。また、スミスJrの参戦について「カナダからスミスJrを招いたことは非常に幸せです」と話していた。

 今大会は、キッドさんの弟のマーク・ビリントンさんから承諾を得て開催。興行売り上げの一部を寄付する。メインに出場するスーパー・タイガーは「プロレス界を築いてきたくださった大先輩が逝かれていく。そういう中でボクらが引き継いでいかないといけないという覚悟を持って試合に臨みたいと思います」と意気込んだ。

 試合は、他にタイガーマスク、橋本大地 対 TAKAみちのく、ブラック・タイガーが決定。納谷幸男、間下隼人、タカ・クノウらが参戦する。納谷は「誰が来ても一生懸命頑張ります」と闘志を燃やしていた。

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